池掃除と外敵駆除の様子。現在の保護池は、池の構造等については問題ありませんが、末永く次世代にこれらのヤマトサンショウウオを残していくには難しいと考えています。
ヤマトサンショウウオは、まず親サンショウウオが、冬から早春にかけて山から水場に下りてきて産卵し、また山に戻ります。一方、産卵された卵は、半年ぐらい水中で成長した後、親の形に変態して上陸し池から田村山に戻っていきます。しかし、現在の保護池では、山と池の間に道路・U字溝の水路があります。その為、山から産卵に来て、その後山に戻る親サンショウウオも、また池を巣立って初めて山に向かう若いサンショウウオも、全てこれらの障害を乗り越えねばなりません。
そこで、末永くヤマトサンショウウオを次世代に残していく為に、田村山から道路や水路を横切らずに直接池に向かえる位置に池を移設するプロジェクトを実施します。https://readyfor.jp/projects/yamatosansyouo-n-bio是非、ご協力ください。