実験動物1級および2級技術者は「公益社団法人日本実験動物協会」が認定する資格で、実験動物の生産や動物実験に関する知識・技術を持つ専門家の資格です。
関連する分野では、社会的に高い評価のある資格で、有資格者は薬や食品の安全性試験受託会社や製薬会社などで活躍しています。
アニマルバイオサイエンス学科は「実験動物技術者受験資格認定校」に認定されており、本学科の学生は在学中に「実験動物1級/2級技術者」を受験することができます。
・実験動物2級技術者
アニマルバイオサイエンス学科の2年次以上で受験をすることができます。筆記試験と実技試験を受けます。
・筆記試験:総論(関連法規、解剖、生理、病気と衛生、育種、繁殖、栄養と飼料、施設と環境、飼育管理)と、げっ歯類など1種類の各論。
・実技試験:げっ歯類など1種の実験動物および実験器具の取扱いの技術と動物の組織学的知識など ⇒動物の飼育・管理の技術の習得が要求されます。
アニマルバイオサイエンス学科の3年次以上で受験することができます。筆記試験合格後、実技試験を受けます。
・筆記試験:総論(関連法規、解剖、生理、病気と衛生、育種、繁殖、栄養と飼料、施設と環境、飼育管理、それぞれ、2級より詳しい内容)と、マウスおよびげっ歯類など2種類の各論。
・実技試験:マウス、およびげっ歯類など1種の実験動物の取り扱い、投与/採血/解剖/手術の手技、動物の組織学的知識など
⇒動物の飼育・管理に加えて、手術などの実験の技術が要求されます。
・これまでの合格者数
アニマルバイオサイエンス学科のこれまでの合格者は以下の通りです。
・多くの学生が資格を取得しています。 ・特に1級技術者の合格者数は国内でも屈指です。 ・これらの資格を生かして実験動物の業界で活躍している卒業生も多いです。
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